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高岳》名古屋でも一線を画す、きしめんの銘店「川井屋本店」。純手打ちにこだわった麺と、きりりとしたつゆが見事に調和した名古屋が誇る味!

2016/09/13  

名古屋市営地下鉄 桜通線高岳駅 2番出入口から東に向かいます。桜通泉二丁目の交差点を5分ほど北上し、外堀通りを渡った交差点の右側に見えてくるのが「川井屋本店」です。

川井屋本店
江戸から明治・大正時代の歴史的建造物が点在する「文化のみち」の一画にある「川井屋本店」は、1921年(大正10年)に創業した老舗麺処です。「手打ちこの道一筋」を掲げ、90年以上になります。近代名古屋の歴史的建造物が多く残る「文化のみち」の主要なスポットにもほど近いため、お昼どきには観光客や地元のお客さんで長い列が出来る人気店です。

川井屋本店のれん
のれんには、堂々たる「きしめん」の文字が。名古屋独自の麺文化を受け継ぐ、名店の伝統を感じます。のれんをくぐり、手入れの行き届いた庭園を目にしながら店内へ向かいます。

川井屋本店 店内
お店の中は、外観の印象よりも広く、温かで親しみやすい雰囲気。一日の間に、サラリーマン、OL、家族連れと、幅広い年齢層のお客さんが訪れます。麺の数には限りがあるため、日によっては19時頃に店じまいする事もあるそうです。

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「川井屋本店」は一店舗経営にこだわりを持っていて、現在は三代目店主が、初代から受け継ぐ麺とつゆの味を守っています。全ての麺が、手ごね、手延べ、手切りで仕上げる、純手打ち麺。気候により塩加減を調整した絶妙な歯ごたえの麺と、きりりとしたつゆが見事に調和し、なめらかなのどごしを楽しませてくれます。メニューはきしめん以外にも、そば、うどん、味噌煮込み、丼ものがあります。

鳥なんばきしめん
見た目も美しく、透明感のある「鳥なんばきしめん」。もっちり柔らかい麺と、あっさりしながらも豊かな味わいの汁は相性もばつぐん。さらに、鶏肉の脂で極上のコクがプラスされ、格別な美味しさに仕上がっています。

親子味噌煮込み
グツグツと土鍋の中で湯気を立てて運ばれてきたのは、名物「親子味噌煮込み」。コシのある麺に、出汁がしっかりきいた赤味噌仕立ての汁がよく絡んで、濃厚な味わいが口の中いっぱいに広がります。季節問わず、ハンカチ片手にあつあつをいただくのが名古屋流です。

山吹おろしきしめん
熱々も美味しいですが、きしめんは冷やしても美味しいです。「山吹おろしきしめん」は、冷たい麺に大根おろしがたっぷり。軽やかな食感の天かすとの相性も良く、大葉の香りとわさびの辛味がいいアクセントになっています。平打ち麺はつゆののりがよく、するするとのどを通り、暑い季節でもどんどん食が進みます。

どて煮
名古屋ではおなじみの一品ですが、他県ではご存知無い方も多い「どて煮」。名古屋めしのひとつで牛のスジやモツを、赤味噌とみりんなどで時間をかけて煮込んで作ります。甘めのこくのある味噌だれは、お酒のお供にもぴったり!庶民の味として人気の一品です。

モノクロ写真
店内に飾られている、「川井屋本店」創業当時のノスタルジックなモノクロ写真。名古屋の味をまっすぐ伝えるひたむきさが、川井屋の原点。今も昔も多くの方々に愛され続けています。

ごちそうさま
きしめんは本来、特別な食べ物として、江戸時代では尾張徳川家のみ食べることを許されていたといいます。
時の流れとともに、名古屋の郷土料理として広く大衆にも食べられるようになり、今では名古屋めしを代表する存在となりました。川井屋本店は、季節感を取り入れ、天ぷらなど名古屋で人気の食材をあわせるといった工夫を凝らし、その魅力をさらに豊かなものにしています。老舗の風格ある「川井屋本店」で、一杯のきしめんにこもる奥深さを堪能したら、「文化のみち」をぶらりと歴史探索に出かけましょう。

川井屋本店
住所〒461-0013 愛知県名古屋市東区飯田町31
駅・アクセス名古屋市営地下鉄桜通線「高岳」駅 2番出口より徒歩約10~15分
営業時間11:00~14:00
17:00~20:00
※売り切れ次第終了。日によっては、19:00頃に終わることもあります。
定休日日曜日・祝祭日
電話番号052-931-0474

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